料理レッスンの勧誘の言葉にドン引きした話

Facebookを見ていて、とある知人がシェアしたものがタイムラインに流れてきました。
(あんまり詳細に書くと、色々とあれなので、ざっくり書きますが。)
ついつい、参加する気もないのに、内容を見てしまったのですが。

あまりに、悶々と考え込んでしまったので、書いてみようと思います。
これはあくまでも、私の考えであり、全世界の女性の意見を代表しようと思っているわけではありません。単なる一個人の考えです。
婚活にも繋がる要素がある、と思いましたので。

結婚後の家事と仕事の両立に関連する記事はこちら

さて、その料理教室ですが・・・

対象は、彼に結婚したいを思わせたい女性向け。
企画者は女性で、実際に料理を教えてくれるのは、シェフ歴の長い男性シェフ。

それは別にいいのですが、なぜ料理のスキルを高める必要があるのか?ということに対する、『男性の本音』というところにドン引き・モヤモヤ。

  • 結婚を考えている女性がいるが、料理ができないらしく、正直不安。
  • 同僚は帰宅が遅く、帰ると、暗い食卓に置いてある揚げ物の惣菜を一人で温めて食べているらしい。仕事に専念するには、毎日美味しいご飯が必要。
  • 彼女は料理に自信があるらしいが、とにかく味がしない。結婚後のことを考えると、躊躇する。
    など。

別にレストランのようなすごい料理を作ろうというのではなく、あくまでも男性が好む肉料理とはこういうこと!というのを学ぶようなのですが。

私も、料理は得意ではありません。
一人暮らしをしていた時こそ、本当に仕事が忙しく、お惣菜やお弁当を買って帰る日々でした。
結婚して共働きをしていた間も、『なぜ、拘束時間がより長い私が苦労して作らねばならないのか?』という疑問は消えませんでした。
だから、作りたくないときは、自由に食べてください、今日は作らない宣言、というのをよくしていました。

確かにね、料理、というよりも、食は日々の楽しみの一つでもあり、生きていくためにも欠かせないものであり、健康に直結するものです。

食の好みが一致する、というのは、生活していくことにおいて、結構重要な要素だとも実感しています。

だけどね、このご時世に、ここまで女性に求めるのか?ということに引いてしまうのです。
専業主婦なら、まだアリだと思うのです。

だけど、共働きだったとしたら、ここまで求めるわけ?
逆に、そのような考えの男性との結婚は考えられない、と私は思ってしまったのです。
一人の男性の意見は「今は共働きも当たり前で、男性も台所に立つ時代なのはわかっているけど」と前置きしていましたが、「女なら料理くらい努力しろよ」というのが透けて見えるんですよね。
なら、男のあなたは奥さんに対して何をしてあげられているの?
一生懸命働くこと、と答えるのなら、ちょっとずれてるよね、と思います。
共働きなら、女性だって一生懸命働いてるし!
専業主婦に対してだって、ただ働いてさえいれば夫の役割を果たしていると思っているのでしょうか?
男性が女性に料理上手を求めるなら、女性が男性に対して高収入(頑張って働いた成果がわかりやすく結果に出ますよね)を求めたって文句言えないでしょ?

料理はできるに越したことはないし、いくら苦手と言っても、ご飯くらいは炊けないとこの先大丈夫?とも思います。
(まあ最近、うちでは、夕食に炭水化物を控えているので、炊飯器の活躍がほぼないのですが・・・(笑))
もちろん、愛情があって結婚した相手に、できれば美味しいものを食べさせてあげたい、とか、もういい歳なので健康にいいものを食べて欲しい、という気持ちは十分にあります。
だけどね、料理が好きでないとしたら、好きでもないことを疲れて帰ってきてやらなければならないのは、ストレス。
だったら、美味しくてヘルシーなお惣菜がたくさん選べるこの時代、その方がお互いにハッピーじゃない?

【揚げ物のお惣菜が嫌なら、他のものにして欲しいと言えばいいだけ。】

それだけのことなのに。

そもそも、彼女や妻の料理に不満があるのなら、なぜそれを話し合わないの?と男性側に思うのです。

いい人ぶっているのかな?
不味いと言ったら、彼女を傷つけてしまうから?
いや、単にコミュニケーションが不足しているか、うまく伝えたり、話し合う自信がないから、避けて通っているだけなんじゃないの?
それを放棄しておいて、結婚するのを考え直す、とかって、それでは結婚してもうまくいかないよね。
ていうか、料理一つで結婚をためらうくらいの大ごとなのに、それを話し合えない関係で結婚するのかな?
お互いに都合のいい関係性だけを表面で取り繕ったところで、どんな意味があるのでしょう?
そこに本当の愛情はあるのでしょうか?

料理教室の誘い文句ひとつで、こんなことを悶々としながら考えていました。

 

先日、ニュースの特集で見たことで。

福井県は、日本の中でも幸福度が高い県として、何がその要因なのか?というテーマだったのですが。
福井県は共働き率も非常に高い県。
だから、妻は、夕食には上手にお惣菜も利用します。
お皿に並べかえるくらいの手間はかけていましたが。
そして、何より素晴らしいのは、食後に夫が自主的にお皿の片付けなどを行なって、奥さんはゆっくりと休んでいたこと。
役割分担というのは、その役割をお互いが果たさなかった時に、非常にストレスを感じます。
だから役割分担なんてしない、手が空いている人がやっているだけ。
奥さんが料理をしている間に、夫が洗濯機を回したり、お風呂掃除をしたり。
別に言われたからやっているのでは全くなく、自分から考えてやっている。

単に夫が家事をやっている、というだけなのではなく、その裏にある妻や家族に対する愛情がわかるから、伝わるから、家族みんなが幸せなのだと思います。

幸福度が高い理由がよくわかりました。
幸福度が高いと言われる、北欧の国々も同じことなんだろうなと思います。

遅くまで仕事をしているのは男性だけではない。
これから人口がどんどん減っていく時代、女性だって当たり前に仕事をすることが求められるようになります。

専業主婦が当たり前だった、昭和の高度成長期から抜け出せない考え方の男性にこそ、結婚したいと思われる男性像を目指して努力してほしいものです。
男性だって、ただ外で働いてさえいれば良かった時代ではないんだから。

 

そして、それならば我が家はどうしているのか?ということについてちょっとだけ。

夫はとにかく偏食家です。
学生の頃のお弁当のおかずは、フライドポテトと唐揚げと卵焼き。それさえあれば十分、という人。
嫌いなものをここで挙げるには、数が多すぎて無理です。
調理法、味付けによっても、好きじゃない、というものもたくさんあります。
未だに実家に帰っては、「ちっとも野菜を食わない!」と義母に怒られています。

これだけ偏食だと大変かと思いきや、いたって単純です。
品数を求めるタイプではないので、野菜系のおかず1品と、メインの肉(・魚)1品、気分によってお味噌汁があるかないか、だけ。
それでも喜んで、美味しいと言って食べています。
私は、料理が得意ではないので、できるだけ使う調味料は少なく、手間も少なく。
クックパッドの検索はいつだって『簡単』というキーワードがついています。
たいていの鶏肉料理なら、大満足。醤油麹につけておいて、フライパンで焼いただけだって、大好きです。
(私の思い込みだけではありません。好きそうかそうじゃないかは顔を見ればすぐにわかるし。)

朝は基本食べないし、昼は平日仕事だし、夕食を作るかどうかだけ。
朝、何かを食べたい時は、自分で好きなものを選んで買ってきます。
休日の朝はねだれば、ベーコンエッグくらいは作ってくれます。
休日も一緒にランチを食べに行くことにしているので、そんな日は夜も軽い惣菜などを買って帰るだけです。
私が夕食を作りたくない、といえば、好きなものを喜んで買って帰ってきて、晩酌をしています。

我が家で餃子とおでんは、夫しか作りません。
夫は私と違って、料理が好きなので、それはそれは手が込んでいますし、研究好きです。
共働きだった頃は、休みがすれ違うことも多かったので、夫が休みの時は夕食を作ってくれていました。
今は私がニート中ですが、それでも時々夕食後の洗い物をしてくれます。

そんな夫でよかったなー、と思う毎日です。
私、結婚して一緒に住み始めるまで、一切手料理というものを食べてもらったことはありませんでしたぁー(笑)
それでも結婚を決められる男性というのも、確実に世の中にはいました。

 

ちなみに・・・
料理教室に通う女性を否定する気は全くありませんし(むしろそこまでできることに尊敬)、男性のために料理が上手になりたい!と頑張る女性を応援しています。
男性の胃袋をつかめる料理スキルはあるに越したことはありません。
が、うちの夫のような男性も世の中にはいます。

結局のところ、大切なのは、お互いに

・今の、これからの生活に対する思いが一致していること
・一致していなければ、お互いに話し合い、納得できる妥協点を見つけること
・専業主婦であろうが共働きであろうが、子がいてもいなくても、夫婦である相手に対する愛情や思いやりとそれに伴う行動がある

ということではないでしょうか?

 

 

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